[Fivetran] 消費ベースの価格設定に移行

最終更新日

3月1日、弊社FBP Partnersが日本でサービス提供している「Fivetran」が、すべての新規顧客と既存顧客のために消費ベースの価格設定モデルに移行いたしましたことをご報告いたします。

この度公開した価格設定モデルでは、次のことを実現します。
・機能だけなく価格さえもシンプルであること。
・客観的で透明性があること。
・お客様がFivetranから得られる価値が明確であること。


Fivetranの新しい価格モデルでは、ご契約時に毎月のアクティブな行数として、お客様に定義して頂く使用量に基づいて課金されます。
詳細な定義は、USのFivetranのPricingページでご確認いただけます。
(FBP Partnersのサイトでも近日中に公開いたします。)

この価格設定は、非常にシンプルです。契約期間は以前と同様に1年間となります。お客様はご契約時に「クレジット」を購入します。毎月、お客様のアクティブな行数に基づいて、このクレジットの消費量が計算されます。
これまでのFivetranの価格モデルは、データソースごとに金額が異なるコネクタ、そのコネクタの積み上げなどによりご提供価格が構成されていましたが、今回の価格モデルでは、コネクタの数によって金額が増減することはありません。ですので、ご利用状況に応じてコストを心配せず、自由にコネクタの追加・削除ができます。

また、利用開始時の最初のデータ同期は無料なので、大規模なデータソースを接続する際に、契約時に購入したクレジットを使い切ることはありません。
そして、契約更新時にクレジットが残っている場合は、翌年に繰り越されますので、「失う」心配をする必要もありません。

今回の価格モデルの公開と同時に、毎月どれくらいのアクティブな行数で幾らくらいのコストになるのか、FivetranのPricingページで実際に計算するこができるようになっていますので、ぜひお試しください。

毎月の使用量が増えると、行単位でのコストは自動的に低下するため、使用量が予想よりも高くなったとしても、弊社やUSのFivetranと価格について無駄なやり取りをすることなく、より良いレートでご利用いただけます。

これまでの履歴データと、幅広いユーザーインタビューに基づいて、最も価値のあるデータソースは、当然ながらデータ量が最も多くなります。さらに、これらのデータソースを活用するお客様は、膨大なレコード数を積み上げる傾向があります。
月ごとのアクティブな行数には、Fivetranをご利用いただく上で非常に重要なコストも反映されます。それは2つの主要なコストです。
・データを移動するためのインフラストラクチャコストと、
・各データソースの種類や、その複雑さを気にすることなく、確実に機能する
 データの同期プランを設計するためのメンテナンスコストです。

これらのコストはどちらも毎月のアクティブな行数と相関しています。

この度の消費量ベースの価格設定により、日本でも正式にサービスが公開されたSnowflake、そしてAWSやGCP、Databricks、その他のデータ統合プロバイダーなど、他の分析インフラストラクチャープロバイダーとの類似性も非常に高まりました。

これまでの広範囲な履歴データに基づいて、さまざまなデータソースの一般的な消費量の予測が可能です。FBP Partnersの営業チームは、お客様の使用量の予測についてもご協力いたします。

この価格モデルにより、Fivetranの採用が容易になり、データ統合の自動化を促進し、正確に、そして高速化することに貢献できることを願っています。

FBP Partnersは日本で唯一のFivetranのソリューションパートナーです。
ご活用をご検討、デモが必要な際にはお気軽にお声がけください。

Jun Omizu